公園や河川敷などで生活しているホームレスが4年前に比べて大幅に減少していることが、今年1月に実施した厚生労働省の全国調査で分かった。ホームレス数は1万8564人で ..
前回の平成15年1月調査時より6732人(26・6%)減っていた。
調査結果によると ホームレスの7割が東京23区か政令指定都市で生活。もっとも多いのは東京23区の4213人で 次いで大阪市4069人 川崎市848人の順。前回3番目に多かった名古屋市は741人で 1000人以上減っていた。
生活場所別では都市公園が5702人で 前回からほぼ半減。次いで河川敷が5653人 道路3110人 駅舎910人などだった。
調査に合わせて実施した約2000人のホームレスのアンケートによると 平均年齢は57・5歳で 4年前より1・6歳上昇。55歳未満の割合は減っていたが 55〜59歳が26・8%(前回23・4%)に増えるなど 高齢化の傾向がうかがえた。
また 路上生活期間は 10年以上が15・6%(前回6・7%) 5年以上10年未満が25・8%(同17・3%)で 自立から取り残されたホームレスの路上生活の長期化が進んでいることが分かった。しかし将来の自立について 35・9%(前回49・7%)の人が「きちんと就職して働きたい」との希望を持っていた。
厚労省地域福祉課は「景気の回復による就労状況の改善や自立支援施策により 全体の人数が減ったとみられる。しかし 就職して自立したいという希望者は多く きちんと支援を続けたい」と話している。